「麦秋」

群馬に「麦秋」がやってきました。

 

ん??今は初夏ですが…?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

麦秋とは、麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃のこと。

 

麦が熟し、麦にとっての収穫の「秋」であることから、名づけられた季節なんです。

 

この時期、初夏なのに、秋のような風景が広がります。

 

車の窓越しに見るこの風景が私は大好きです。

 

 

古くから群馬県では、田んぼで初夏に麦を収穫し、その後米を作るという2毛作が行われてきました。

 

米は現金に換えるもの、小麦は家庭内で消費するものだったのでしょう、群馬は小麦を中心とした食文化をもっています。

 

群馬県は火山灰地で水はけが良く、気候も乾燥しているため、麦の栽培に適しているのです。

 

関東地方は良くそば文化と言われますが、群馬では、うどんの方が良く食べられます。

 

群馬県民のソウルフード、おきりこみ、ひもかわうどん、焼きまんじゅうなどは全て小麦粉をメインに使ったものばかりです。

 

赤城山より南の平らな地域では、麦が多く作られています。

 

ですから、農産物直売所などでは、多くの「地粉」が販売されています。

 

この中でも私のお気に入りは、「農林61号」と「さとのそら」です。

 

「農林61号」は、THE地粉!という感じで、土のような香りがし、どこか昔懐かしい感じがします。

 

私はこの農林61号でおきりこみや、手打ちうどん、天然酵母のパンなどを作ります。

 

先日、農林61号でカンパーニュを作りました。

 

 

「さとのそら」はミルクのような優しい風味があり、個人的にはお菓子作りに向いていると思います。

 

私はこのさとのそらをシフォンケーキ、クッキー、パンケーキなど、薄力粉の代わりに使用しています。

 

地粉にはそれぞれ特徴があって、それらを楽しめるのも、産地の特権かもしれませんね。

この記事の作者
フードコーディネーター
金澤亜希子
(キッチンスタジオKANAFULL代表)
群馬県前橋市在住
品川区内児童センター講師、株式会社JDL料理教室講師、無印良品イベント講師など、講師経験多数。
2015年3月に故郷である群馬県前橋市へ移住。自家製野菜と薪ストーブがある料理教室をひらく。
現在群馬県内外でフードコーディネーターとして、レシピ開発、商品開発、料理スタイリング、料理講師など幅広く活動中。
ママKidsネットワーク理事。桐生大学非常勤講師。桐生第一高校非常勤講師。
群馬県商工会連合会エキスパートバンク専門家。群馬県6次産業化サポートセンタープランナー。

ウェブサイト https://www.kanafull.com/




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